サウジアラビアの首都リヤドにおいて3日間にわたり第4回中国アラブエネルギー協力大会が開かれ、中国及びアラブ連盟の22の加盟国から政府官僚、エネルギー機関の代表や企業関係者が出席した。

　席上、中国国家能源局の譚栄堯監管総監は、中国はアラブ諸国との間で引き続き石油・天然ガス分野の協力を強化するとともに、原子力の平和利用や水力発電、ソーラー、風力等のクリーン・エネルギー分野でも協力を模索し実践するよう希望していると表明した。譚栄堯監管総監によると、中国はサウジアラビアやスーダン等と原子力平和利用協定に調印し、太陽光発電や風力発電等の分野では中国企業がエジプトやサウジアラビア等の市場に参入している。

　中核集団はアラブ連盟とともに2回にわたって原子力研修プログラムを実施し、今年12月には第3回研修プログラムを実施する。中国はアラブ原子力平和利用研修センターの共同建設を速やかに進めるとともに、これを基礎に中国アラブクリーン・エネルギー研修交流センターの建設を検討することになる。

　（新華網　11月20日）