国家地熱エネルギー開発利用研究及び応用技術普及推進センターの発起による第1回中国地熱フォーラムが北京で開かれた。 同センター指導委員会の曹耀峰主任は席上、中国の地熱資源の直接利用量はここ数年連続して世界第1位であるが、その多くは温泉入浴であり、一方、地熱発電の開発は大きく出遅れており、2010年の地熱発電設備容量は世界第18位に止まり、中国の地熱資源大国としてあるいは人口大国としての地位には全く釣り合いが取れていないと指摘した。 同フォーラムで発表されたデータによると、2015年には中国の地熱による冷暖房面積は5億平米に達し、また、同年には地熱発電設備容量10万kWを目指すことになる。国家能源局の劉副局長は、中国の地熱資源は大規模な発展の条件を備えており、今こそ地熱エネルギーの科学的、効率的で持続可能な開発と利用を推進すべきであると表明した。 (経済日報 12月3日)
国家地熱エネルギー開発利用研究及び応用技術普及推進センターの発起による第1回中国地熱フォーラムが北京で開かれた。
同センター指導委員会の曹耀峰主任は席上、中国の地熱資源の直接利用量はここ数年連続して世界第1位であるが、その多くは温泉入浴であり、一方、地熱発電の開発は大きく出遅れており、2010年の地熱発電設備容量は世界第18位に止まり、中国の地熱資源大国としてあるいは人口大国としての地位には全く釣り合いが取れていないと指摘した。
同フォーラムで発表されたデータによると、2015年には中国の地熱による冷暖房面積は5億平米に達し、また、同年には地熱発電設備容量10万kWを目指すことになる。国家能源局の劉副局長は、中国の地熱資源は大規模な発展の条件を備えており、今こそ地熱エネルギーの科学的、効率的で持続可能な開発と利用を推進すべきであると表明した。
(経済日報 12月3日)