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【石油・天然ガス】

中国の石油化学産業の下振れ圧力が絶えず拡大 (15/01/28)
2015/2/4
中国【石油・天然ガス】

 1月15日、工業情報化部原材料司は北京で2014年石油化学産業経済運行分析会議を開いた。

 同会議の指摘によると、2014年の石油化学産業は基本的に平穏に運営され、生産は着実に増加し、転換とグレードアップも着実に推進したが、収益は大幅に下がり、投資パワーが不足し、産業の下振れ圧力の拡大が続いた。

 2014年1〜11月の石油化学工業の一定規模以上の企業は2.87万社、生産高は前年同期比7.2%増加し、営業収入は12.4兆元、前年同期比6.26%増になった。しかし、利潤総額は7,169.8億元、前年同期比5.1%下がった。固定資産投資は1.9兆元、9.4%増になった。

 当面の中国の石油化学産業の主要問題は生産能力過剰が依然突出していることである。製品の市場価格が低迷し、在庫が高止まりし、企業のコストが持続的に上昇している。イノベーション能力が弱く、投資は力不足であり、産業の新たな成長材料が乏しい。

 工業情報化部原材料司の潘愛華司長は新常態(ニューノーマル)に積極的かつ主体的に適応し、新たなチャンスを見出さなければならないとし、市場の作用を発揮すると同時に、政府の作用をより良く発揮させ、政府は産業との連携を強化し、各種政策を完備し、改革を深め、イノベーションを広げなければならないと表明した。

 (中国石油新聞中心 1月28日)