河北省曹妃甸新区筋によると、国家発展改革委員会は先般中国石油化工(SINOPEC)の曹妃甸1000万トン製油事業を承認した。同事業は正式に着工段階に入る。

　同事業はシノペック北京燕山公司が出資・建設し、総投資額267億6,500万元に上る。主に残留水添処理、接触分解、水素化分解、灯油水素化処理、ディーゼル水素化処理、ガソリン触媒脱硫、アルキル化、異性化、芳香族複合など18の製造装置を建設するとともに、30万トンの原油埠頭、5万トンの石油製品埠頭、石油製品パイプライン、専用鉄道、対外送電線等も建設する。年産量は、国5規格ガソリン301万トン、同軽油468万トン、3#ジェット燃料128万トン、プロピレン16万トン、プロパン4万トン、エチレン原料62万トン、ベンゼン25万トン、パラキシレン93万トン、硫黄26万トン、重油19万トンになり、年平均780億元の営業収入を見込む。

　（経済日報 1月29日）