山西省は《エネルギー発展戦略行動計画（2014〜2020年）》の貫徹実施を図るため実施意見を打ち出し、2020年の原炭生産量10億トン以内に抑制し、生産量の8割を大手企業集団に集中させることを明確にした。

　山西省は2020年に山西省の一次エネルギー総生産量を9億tce（標準炭換算トンとし）とし、原炭生産量を10億トン以内に抑制する。また、エネルギー消費総量は2.6億tce前後に抑え、石炭の対外輸送量は6億トン前後に抑える。

　石炭の供給過剰や需要減少など厳しい局面に直面する中、山西省の石炭生産は予想よりも早く頭打ちになる可能性がある。山西省は今後、石炭生産量の規制、対外送電の拡大、炭層ガス開発利用の加速をエネルギー発展の主な方針とすることになる。

　（新華網 1月30日）