3月16日夜、中央紀律検査委員会はオフィシャルサイトにおいて、中国石油天然ガス集団(CNPC)の廖永遠総経理（社長）を重大な規律違反の嫌疑で調査していることを明らかにした。中央紀律検査委員会の巡視チームが3月1日にCNPCに派遣され、専門巡視作業を展開してからわずか15日である。

　廖永遠総経理は52歳、2013年にCNPCの総経理に就任し、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の副董事長（副会長）も兼任している。CNPC副総経理時代の2011年には大連石油パイプライン爆発事故のため処分を受けていた。

　ここ2年、元CNPC董事長の蒋潔敏、元CNPC副総経理兼大慶油田公司総経理の王永春、元CNPC副総経理兼の李華林など、CNPCの高官が調査される事件が相次いでいる。

　（東方早報 3月17日）