ダウジョーンズ3月17日電によると、ウッド・マッケンジー社は、持続的な供給過剰を受けて、液化天然ガス(LNG)はコスト面で石炭との競争が徐々に可能になりつつあり、今後数年で天然ガスは石炭に代わり、アジアの発電事業の主要エネルギーになると表明した。

　現在、アジアで電力生産に使われているエネルギーの中で石炭が半分を占めており、天然ガスはわずか11％に過ぎない。しかし、ウッド・マッケンジー社によると、天然ガス価格の持続的低迷や環境保護圧力の拡大などの影響で、新規発電能力の建設において天然ガスをエネルギーとする比率が石炭を上回ることになるだろう。

　（中国石化新聞網 3月18日）