関係政府部門からの情報によると、フーリンシェールガス対外輸送パイプライン第1期建設事業の涪陵〜石柱県王場鎮ガスパイプラインが近日中に竣工する。同パイプラインによって重慶市フーリンのシェールガスが「川気東送」パイプラインに送られ、浙江、江蘇、江西、安徽、湖北等の各省へも輸送されることになる。

　業界関係者によると、シェールガスが東部地区へ輸送されると、浙江、江蘇、湖北等のガス需給ギャップの緩和や地域的なエネルギー構造の改善に寄与する。シェールガス開発利用総合実証区を建設する価値も際立つことになろう。

　フーリンシェールガスパイプライン公司の幹部によると、フーリン〜石柱県王場鎮ガスパイプラインの当初の年間輸送量は60億m3であるが、長期的には77億m3になる。総投資額18億元超、2014年8月に着工された。

（中国経済新聞網 3月18日）