中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)は3月24日、小売業務を分離して上場させる計画は今のところないと公告した。

　Sinopec Corp.の傅成玉董事長(会長)は3月23日、オンライン小売プラットフォームを試験的に稼動させて小売業務を拡大した上で、業務の発展成熟後に小売業務の分離と上場を検討すると表明していた。

　Sinopec Corp.の今回の公告によると、中国石化販売有限公司の今後の発展と部署については、同社取締役会と全株主がともに決定することになるが、この案件については取締役会や株主総会を開いて決議を行ったことはなく、Sinopec Corp.も販売業務の分離上場の時期や部署を未だ示したことはないとしている。

　なお、2014年3月、中国石油化工集団(SINOPEC)はコンビニ業務を分離再編し、北京に中石化易捷販売有限公司を設けて石油製品以外の販売に専門に従事させることにした。

　（東方早報 3月25日）