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【石油・天然ガス】

イランが中国等にLPG貯蔵施設の建設を計画 (15/05/25)
2015/5/27
中国【石油・天然ガス】

 イランガス商業会社(IGCC)の首席執行官Mohammad AliBaratiはLPG輸出をめぐって発生する可能性がある問題に対処するため、イランの「特殊状況」によって目標国にLPGの貯蔵施設を建設することが求められていると表明した。

 Barati首席執行官によると、イランの民営セクターは目標国にLPG貯蔵施設を建設する任務を与えられ、イラン国営天然ガス公社(NIGC)が契約に基づいて当該施設を賃借する形になる。

 Barati首席執行官は、LPG貯蔵施設を建設する国について、中国(消費量が大きいため)、オマーン(パキスタンとスリランカにLPGを輸出出来るため)、インドネシア、フィリピン及びベトナムを挙げた。

 なお、2014年8月にはNIGCのFinancial ManagerであるPirouz Monjazi氏は、同社が年間10億ドルのLPG販売目標を設定したと表明していた。

 天然ガス埋蔵量で世界最大のイランは国内外の投資を増やすことで天然ガス生産を拡大しようとしている。

 また、イランは中東地域最大の石油化学生産国になる計画も決定している。

 (中国経済新聞網 5月25日)