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中国
【新エネルギー】

非在来型エネルギーの探査開発に政策支援 (08/01/21)
2008/1/21
中国【新エネルギー】

 国家発展改革委員会(NDRC)が先頃改訂した「産業構造調整指導目録(2007年版)」(意見募集版)のエネルギーに関する個所は、中国の石油・天然ガス等の在来型エネルギーの重要な補充源として、オイルシェール、オイルサンド等の非在来型エネルギーに対して今後数年、融資、課税等の面で支援を強化するとしている。

 今回の意見募集版では、「オイルシェール、オイルサンド、メタンハイトレード等の新エネルギーの探査及び開発」が奨励類投資目録に盛り込まれた。なお、2005年に公布された「産業構造調整指導目録」では、この部分は「メタンハイトレードの探査及び開発」のみとされており、オイルシェールとオイルサンドが奨励類に盛り込まれたのは今回が初めて。いずれも典型的な非在来型エネルギーである。

 政府は在来型の石油や天然ガスだけでなく、非在来型石油・天然ガス資源の探査と開発をますます重視するようになっており、非在来型エネルギーを在来型石油資源の需要な補充源と位置づけて、エネルギー計画においても考慮に入れている。

 また、今回の「産業構造調整指導目録」改訂版では、2005年版では指定されていなかった液化天然ガスも環境保護に優れる高効率のエネルギーとして、政策的奨励の対象となった。改訂版の奨励投資類には、「原油、天然ガス、液化天然ガス、石油製品の貯蔵・輸送、パイプライン輸送施設及びネットワークの建設」が含まれている。

 (中国石油新聞中心 1月21日)