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【エネルギー全般・政治経済】

米中がクリーン・エネルギーをめぐる科学技術協力の促進を決定 (15/06/03)
2015/6/8
中国【エネルギー全般・政治経済】

 米中クリーン・エネルギー共同研究センター指導委員会第7回会議がワシントンで開かれた。今回の会議は習近平主席とオバマ大統領の《米中両国元首北京会談主要コンセンサス並びに成果》と《米中気候変動共同声明》を実施に移し、クリーン・エネルギー分野における両国の科学技術協力をより一層促進して、気候変動に共同で対応することを趣旨とする。

 今回の会議は中国の万鋼科学技術部長と米国のモニツエネルギー長官が主宰し、中国国家能源局の史玉波副局長が講演を行った。両国の政府、大学、研究期間や企業の代表者100名近くが出席した。会議はCERCの第1段階(2011〜2015年)の協力成果を総括した上で、清華大学、華中科技大学、住宅都市農村建設部科技発展促進センターの中国側代表と、ミシガン大学、ウェストバージニア大学、ローレンス·バークレー国立研究所の米国側代表がCERC第2段階(2016〜2020年)におけるクリーン自動車、クリーン・コール、省エネビルディングの3つの産学研連盟の作業目標について報告した。
 
 同会議はCERCの成果にポジティブな評価を与え、CERCはそのイノベーション協力モデルと豊かな成果によって両国の科学技術イノベーション協力の象徴的事業となり、そのノウハウは広める価値があるとの認識で一致した。双方はCERC第2段階が実証事業や技術の産業化といった面でより大きな成果を上げることに期待を表明した。

 (人民網 6月3日)