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【石炭】

新疆と江蘇が提携してSNG事業を推進 (15/07/03)
2015/7/9
中国【石炭】

 7月1日、新疆ウイグル自治区は新疆と江蘇省の蘇新能源和豊SNG(代替天然ガス)事業工作協調会議を開いた。

 新疆と江蘇が締結した《両地のクリーン・エネルギー戦略協力の深化に関する協定》を実施に移すため、2013年7月、自治区は国務院から年産40億m3の蘇新能源和豊事業など7件の准東SNG実証事業の承認を勝ち取った。総建設計画規模は年300億m3になり、同年9月には国家発展改革委員会からプレスタディの展開を承認された。

 2015年3月16日及び6月4日に、新疆自治区は石炭化学工業推進会議を開き、6月19日には蘇新能源和豊SNG事業に付帯する石炭資源問題について協調会議を開き、石炭化学事業の建設とプレスタディを強力に促進することにした。蘇新は中石化天然気管道公司と天然ガス売買枠組協議に調印するとともに、カラマイ市政府とも《戦略協力協議書》に調印し、SNGの供給、ガスパイプラインの建設、工業団地間の産業協力や川下製品の開発等の面で幅広く協力を展開することになった。また、新疆の主要金融機関から資金支援を取り付け、年内には国からの承認も得られる見通しである。

 新疆自治区共産党委員会のハニバティ・サップ常務委員は今回の会議において、新疆はシルクロード経済ベルト中核区の建設という歴史的なチャンスに遭遇しており、資源の大規模開発は経済の大発展を推進するハイライトになると表明し、とりわけ蘇新能源のような重大投資事業は地方経済の発展を牽引し雇用を促進する上で極めて重要な意義を担っているとして、自治区は同事業が速やかに推進されるよう希望するとともに、事業建設を引き続き支援し、年内に承認を獲得して速やかに着工し、資源開発の恩恵が地方の庶民にも及ぶようにすると述べた。

 (新疆日報 7月3日)