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第13次5ヵ年規画期の太陽光発電設備目標に上方修正の可能性 (15/07/24)
2015/7/31
中国【新エネルギー】

 中国の太陽光発電業界関係者の多くは、第13次5ヵ年規画期の太陽光発電設備容量の目標が上方修正されることを確信しており、場合によっては倍増するとの見方もある。

 第12次5ヵ年規画において、国家能源局は2020年の全国の太陽光発電設備容量を100GWにすることを計画していたが、設備容量の実際の増加幅は予想を上回り、100GWの目標はすでに控えめ過ぎるものになっている。業界関係者の指摘によると、2020年の太陽光発電設備目標は上方修正されることになるが、修正幅は依然検討が進められている。また、中国の政策動向から見て、第13次5ヵ年規画では分散型太陽光発電が重点になることは間違いない。

 第12次5ヵ年規画は設備容量に重点を置いたが、一部地区では電力機会損失問題が発生した。そのため、第13次5ヵ年規画は発電量とともに遠距離送電問題や特高圧(UHV)ケーブルの建設、電力グリッドの容量や調節能力等についても検討し、引き続き設備容量を高めるだけでなく、太陽光発電の有効な運用を可能にする意向である。

 (中国能源網 7月24日)