7月29日、中国神華は2015年上半期の業績を発表した。発表によると、営業収入は878億元で前年同期比32.1％の減収になった。株主に帰属する純利益は117億元で、45.6％の減益になった。1株当たりの収益は0.59元。

　中国神華は経営業績が低下した原因について、石炭販売量と価格がともに低下したことが主因であり、また売電量も前年同期に比べ低下したことを挙げている。

　業界関係者によると、石炭産業には今なお好転の兆しは全く見えず、一部企業はコスト削減や産業チェーンの拡張などの方法で厳しい冬を乗り切ろうとしている。業界内の分析によると、第二次産業のエネルギー消費の低下が比較的際立っており、電力消費量の低下が石炭消費量の低下をもたらしている。長期的に見て、産業再編が大きな流れになるだろう。

　（新華網 8月3日）