山西省統計局が先日発表した統計によると、今年上半期の山西省炭層ガス採掘業の付加価値の伸び率は15％を超え、力強い成長の勢いを維持している。炭層ガス産業は山西省経済の新たな成長材料である。

　山西省の主要11業種の中で今年上半期の付加価値が前年同期比でプラスになったのは3業種だけであった。その中で炭層ガス採掘業の対前年同期比の伸び率は15.6％に上った。一定規模以上の炭層ガス採掘量は16億m3に達し、前年同期比8.8％増になった。

　山西省の炭層ガス埋蔵量は10.4兆m3、全国の約3分の1を占め、米国の炭層ガス総資源量に匹敵する。今年2月、山西省所属の大手石炭企業6社は炭鉱区の炭層ガス回収協力で枠組合意に達し、炭層ガス開発を団結して進めることになった。一方、《山西省炭層ガス装備製造業発展実施方案》も山西省の炭層ガス開発を後押しすることになる。同方案は2020年に炭層ガス装備製造業の販売収入を300億元にして、炭層ガス産業チェーンを完備するよう求めている。

　（新華網 8月10日）