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【原子力】

中広核がケニアと原子力発電開発協力で覚書調印 原子力発電の「走出去」が新たにブレークスルー (15/09/10)
2015/9/10
中国【原子力】

 中国広核集団はケニアエネルギー石油省所属の原子力発電庁と覚書に調印し、中国独自ブランドの第三世代原子力発電技術「華龍一号」及びその改良型技術をベースにケニアの原子力発電開発のキャパシティ・ビルディングをめぐって全面的に協力を展開することになったと発表した。協力には研究開発、建設、燃料供給、核セキュリティ、核廃棄物管理や廃炉等が含まれる。

 ケニアは中国の「一帯一路」(陸と海のシルクロード)建設のアフリカにおける重要な足場である。国家能源局は中広核が「華龍一号」とその改良型技術によってケニアの原子力発電事業を開発することを全力で支持すると明確に表明している。中広核が牽引する中国側はケニアで中国原子力発電の「走出去」(海外進出)戦略を推進することになる。

 (中国能源網 9月10日)