中国共産党第18期第5回全体会議(五中全会)が10月29日閉幕し、《国民経済社会発展第13次5ヵ年規画の制定に関する建議》を議決した。間もなく始まる第13次5ヵ年規画は、小康社会の全面完成を仕上げる5ヵ年規画になり、中国経済が「新常態」に入ってから初めての5ヵ年規画になる。今回の第13次5ヵ年規画の建議は小康社会全面完成の新たな目標を打ち出し、創新（イノベーション）、協調、グリーン、開放、共有の5つの発展理念を提唱して、第13次5ヵ年規画期及びそれ以降の発展のための新たな青写真を描いている。

　五中全会は2020年に小康社会を全面的に完成させること、2020年のGDPと都市農村住民の1人当たりの収入を2010年の2倍にすることを明確に打ち出している。

　今後5年間の経済成長率について、エコノミストの試算によると、2020年のGDPを2010年の2倍にするには、第13次5ヵ年規画期における年平均成長率を6.5％にしなければならない。

　（鳳凰資訊 10月30日）