中国の石油・天然ガス分野では、公開入札や価格改革など、市場開放の試みが絶えず進められている。最近、新疆石油・天然ガス探査鉱区の事業譲渡入札が北京で実施された。今回譲渡されることになった5ヵ所の鉱区の入札競争には中国石油化工(SINOPEC)、新疆能源、京能集団、美都能源など国有企業13社とともに民間企業も参加した。

　国土資源部が今回初めて石油・天然ガス探査市場の開放を試みたことは注目に値する。平等な参入を推進し、石油・天然ガス上流の探査領域を全面的に深化させることになるだろう。同時に国家発展改革委員会も石油・天然ガス価格改革を前向きに推進している。

　（国際燃気網 10月29日）