プラッツ社12月21日ロンドン電によると、ロシア天然ガス会社Gazpromは現在開発を進めている2本のパイプライン以外に、3本目の対中天然供給ルート計画を来年夏に発表する意向である。

　ロシアと中国は天然ガスをめぐる関係強化を模索している。欧州市場の需要が足踏みする中で、ロシアは天然ガスの新たな市場を求めている。一方、中国はエネルギー構造の中で天然ガス消費を増やして、依然増大するエネルギー需要を賄おうとしている。

　Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)の交わした2件の合意に基づき、Gazpromは2本のルート、すなわち西線と東線から中国へ合計680億m3の天然ガスを毎年供給する計画である。

　（中国石化新聞網 12月24日）