中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の12月24日の発表によると、同社の取締役会は、中石油管道有限責任公司を母体として、中石油東部管道有限公司、中石油管道聯合有限公司及び中石油西北聯合管道有限責任公司を統合し、一本化したパイプライン資産の管理と経営及び投融資のプラットフォームを確立することを決定した。

　PetroChinaによると、この統合が完了すると、PetroChinaは中石油管道有限責任公司の株式の72.26％を保有し、一方、中石油管道有限責任公司は中石油東部管道有限公司、中石油管道聯合有限公司及び中石油西北聯合管道有限責任公司の全株を保有することになる。

　国家発展改革委員会の施子海報道官は先日、石油・天然ガス産業改革方案が国務院に提出されたことを明らかにした。PetroChinaのパイプライン資産の統合が今後の石油・天然ガス産業体制改革においてどのような位置づけになるのかについては、さらなる観察を要する。

　（新華社 12月25日）