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三峡集団が「中国パ経済回廊」初の大型水力発電事業に着工 (16/01/11)
2016/1/11
アジア【電力】

 中国長江三峡集団公司の投資・建設によるパキスタンKarot水力発電所の本体工事起工式がパンジャーブ州のKarotで執り行われた。

 三峡集団の盧純董事長(会長)は事業建設動員大会において次のように述べた。パキスタンは水力発電資源が豊かであるが、電力事業の発展は遅れており、建設を加速することが急務である。このKarot水力発電事業の実施によって、現地に2,000人余りの直接雇用を生むともに、現地の電力関連産業の発展と産業のグレードアップを大いに促進することになる。同時にパキスタンのクリーン・エネルギー大規模開発にとって有利な条件を生み出す。

 Karot水力発電事業は「中パ経済回廊」の優先実施事業の一つであり、事業総額16.5億ドル、総設備容量72万kW、年間発電量32.13億kWhに上り、2020年に発電を開始する計画である。

 (新華網 1月11日)