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【電力】

中国の2015年の天然ガス発電量が前年比24.4%増 (16/02/22)
2016/2/25
中国【電力】

 中国電力企業聯合会が発表した2015年電力事業統計速報によると、経済成長の減速、電力需要の軟調、石炭火力発電と水力発電の安定成長を受けて、天然ガス発電設備容量と発電量がいずれも大幅に増加した。2015年の天然ガス発電量は1,658億kWhになり、2014年の1,332億kWhに比べ24.4%増加した。また、2015年の天然ガス発電の設備容量は6,637万kWになり、2014年の5,697万kWに比べ16.5%増加した。

 専門家によると、ここ2年間の天然ガス発電の規模拡大は想定内であり、国の関連政策の後押しや、環境保護、ピーク調整の面での優位のため、天然ガス発電に極めて大きな発展の余地が生まれた。しかしながら、天然ガス発電のガス源は保証されているが、ガス価格が高すぎるため、収益を上げるには政府からの補助金に頼るしかないという問題がある。天然ガス発電は適正規模の計画に従って、現在、主に北京・天津・河北地区、長江デルタ、珠江デルタなど経済発達地区で普及が進められている。

 エネルギー専門家の張樹偉氏によると、中国の電力システムはコスト最小化を目標をとしているため、過大な石炭火力発電と過少な天然ガス発電という問題があり、天然ガスを速やかに発展させることが必要である。同時に、電力事業の体制改革、とりわけ実際の価値を反映する価格システムを確立することが依然として天然ガス発電の所要の前提である。

 (新浪財経 2月22日)