ミャンマー電力省は中国企業が開発権を獲得した水力発電事業18件を建設することを認めた。これにより、中国企業がミャンマーにおいて獲得した開発権は合計29件になる。

　中国企業はミャンマーの風力発電開発にも協力しており、すでに5件の事業計画が立案中である。ミャンマー政府は「2030−31財政年度に全国民が電力を利用できるようにする」との目標を掲げており、これらの事業はその目標実現を可能にするものである。

　世界銀行は2年前、ミャンマーに対し向こう15年間、20億ドルの融資支援を行うと発表した。この融資はミャンマーのエネルギー産業と医療サービスの改善に充てられ、ミャンマーが2020年には全人口の半分が電力を利用できるようにし、2030年には全国民が電力を利用できるようにするという目標を達成する上で助けになる。

　（中国電工網 2月22日）