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【エネルギー全般・政治経済】

発展改革委員会が「インターネット+」スマートエネルギー発展の推進に関する指導意見を通達 (16/02/29)
2016/3/7
中国【エネルギー全般・政治経済】

 発展改革委員会が「インターネット+」スマートエネルギーの発展推進に関する指導意見を通達した。

 同意見書によると、「インターネット+」スマートエネルギーとは、インターネットをエネルギーの生産・輸送・貯蔵・消費及びエネルギー市場と高度に融合するエネルギー産業発展の新たな形態である。エネルギーインターネットは中国のエネルギー革命の重要な戦略的柱であり、再生可能エネルギーの比率の向上、化石エネルギーのクリーンで効率的な利用、エネルギー総合利用効率の向上、エネルギー市場の開放と産業のグレードアップ、新たな経済成長材料の形成、エネルギー国際協力のレベルアップなど様々な面で重要な意義を備えている。

 エネルギーインターネットは2つの段階に分けて推進し、2016〜18年はエネルギーインターネット実証実験を推進し、類型や規模の異なる種々の実証事業を建設する。また、エネルギーインターネットの市場の仕組みとシステムの確立やエネルギーインターネット技術標準体系の整備を初歩的に進め、競争力を備える一群の新興市場プレイヤーを育成する。

 2019〜25年は、エネルギーインターネットの多元化と大規模化を推進する。エネルギー産業体系を基本的に完成させ、経済成長の重要なエンジンとする。整ったエネルギーインターネットの市場メカニズムとシステムを完成する、技術と標準体系の国際化を推進、実現して、世界のエネルギーインターネットの発展をリードする。開放、共有のエネルギーインターネット生態環境を形成し、エネルギー総合利用効率と再生可能エネルギーの比率を大幅に高める。化石エネルギーのクリーンで効率的な利用でも進展を遂げ、大衆の参画を広げ、エネルギー生産・消費革命を支える。

 (新華網 2月29日)