中国広核集団(中広核)とチェコエネルギーグループ(CEZ)が3月30日、プラハで《原子力及び再生可能エネルギー分野の全面協力に関する了解覚書》に調印した。
この協力覚書は両社の将来の原子力分野における協力範囲を明確にしている。協力には、原子力発電所の調達、建造、調整試験、運転並びに補修、大規模修理並びに改修や、核燃料サイクル等の情報とノウハウの交換、原子力発電所の人材育成、EUR(European utility requirement)の認証取得、第三国における原子力発電事業協同投資の潜在的チャンスの模索等が含まれる。また、風力発電やソーラーなど再生可能エネルギー分野でも協力を検討する。
なお、中広核はスコダプラハ、チェコ電力事業連盟、中国華信能源有限公司との間でも原子力分野の協力でMOUに調印し、エネルギー投資、エネルギー建設、運営ノウハウの情報共有、技術認証、サプライチェーン、発電所の改修と高度化、第三国市場の共同開拓などをめぐって全面的協力を展開することになった。
さらに、中広核工程有限公司はスコダプラハとの間で「華龍一号」のEUR認証対策に関するコンサルティング契約に調印した。中広核は2015年5月、EUR事務局に認証を申請していたが、今回、認証作業を順調に展開し、審査をスピードアップさせるため、EURに提出する資料の事前審査をスコダプラハに委託することにした。
中広核はかねてよりチェコの原子力発電開発に関心を寄せ、同国のエネルギー企業と持続的に協力を展開している。中広核とCEZは2009年に提携を開始し、2011年には協力了解覚書に調印して、原子力発電及び再生可能エネルギー分野の協力を推進することになった。2015年4月、スコダプラハは中広核の「華龍一号」実証設備である防城港原子力発電所第2期工事の現場を視察し、交流と協力を深めた。
(中国能源網 3月30日)
中国広核集団(中広核)とチェコエネルギーグループ(CEZ)が3月30日、プラハで《原子力及び再生可能エネルギー分野の全面協力に関する了解覚書》に調印した。
この協力覚書は両社の将来の原子力分野における協力範囲を明確にしている。協力には、原子力発電所の調達、建造、調整試験、運転並びに補修、大規模修理並びに改修や、核燃料サイクル等の情報とノウハウの交換、原子力発電所の人材育成、EUR(European utility requirement)の認証取得、第三国における原子力発電事業協同投資の潜在的チャンスの模索等が含まれる。また、風力発電やソーラーなど再生可能エネルギー分野でも協力を検討する。
なお、中広核はスコダプラハ、チェコ電力事業連盟、中国華信能源有限公司との間でも原子力分野の協力でMOUに調印し、エネルギー投資、エネルギー建設、運営ノウハウの情報共有、技術認証、サプライチェーン、発電所の改修と高度化、第三国市場の共同開拓などをめぐって全面的協力を展開することになった。
さらに、中広核工程有限公司はスコダプラハとの間で「華龍一号」のEUR認証対策に関するコンサルティング契約に調印した。中広核は2015年5月、EUR事務局に認証を申請していたが、今回、認証作業を順調に展開し、審査をスピードアップさせるため、EURに提出する資料の事前審査をスコダプラハに委託することにした。
中広核はかねてよりチェコの原子力発電開発に関心を寄せ、同国のエネルギー企業と持続的に協力を展開している。中広核とCEZは2009年に提携を開始し、2011年には協力了解覚書に調印して、原子力発電及び再生可能エネルギー分野の協力を推進することになった。2015年4月、スコダプラハは中広核の「華龍一号」実証設備である防城港原子力発電所第2期工事の現場を視察し、交流と協力を深めた。
(中国能源網 3月30日)