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中国
【エネルギー全般・政治経済】

中国アルミ リオ・ティント買収に慎重姿勢 CNOOCの轍は踏まず (08/02/13)
2008/2/14
中国【エネルギー全般・政治経済】

2005年に中国海洋石油(CNOOC)は米石油企業ユニコの買収を企てたが、米国政府の強い反対に遭って挫折した。英国の「フィナンシャル・タイムズ」によると、中国アルミはこれを教訓にリオ・ティントへの資本参加に当たっては知恵を絞っている。中国アルミは、経営権を争う動きは見せていない。リオ・ティントの株式買収に当たっては米アルコアを煙幕に使い、資本参加を公表した時はすでに既成事実となっていた。これらはすべて対抗する動きの芽を事前に摘み取るためである。

 中国アルミがアルコアと提携してリオ・ティントの株式を買収したのも、持ち株を武器にリオ・ティントのアルミ精錬工場とボーキサイト鉱を掌握する企図があることは間違いないが、中国アルミは未だに買収の動機を明らかにしていない。「フィナンシャル・タイムズ」は、中国アルミの今回のリオ・ティント株買収は正当なものであるが、対抗的な反応を回避し、関係者を安心させるためには、中国アルミ自身とリオ・ティントの株式をどうするかについて透明性を保つことが必要であると指摘、そのことは将来的にも中国企業による海外M&Aの地ならしになるとした。

 (香港商報 2月13日)