国家発展改革委員会が4月13日に発表した第1四半期全国電力消費統計によると、3月の電力消費量は約4,762億kWh、前年同月比5.6%の大幅増になった。第1四半期の電力消費量の対前年同期比の伸び率は3.2%であった。
国家発展改革委員会の発表によると、第1四半期の電力消費量は1兆3,524億kWh、前年同期比3.2%増、うち第二次産業の電力消費の伸び率は0.2%、第三次産業10.9%、民生用10.8%。
第1四半期の電力消費の堅調は主に次の3つの要因によると見られる。
(1) 「覇王級の寒波」のため暖房用電力消費が前年冬季に比べ大幅に増加した。
(2) 閏年のため、2月の電力消費量が1日分多かった。
(3) 中国経済に安定回復の兆しが現れている。特に3月の工業用電力消費の反発が作用した。1〜2月の第二次産業の電力消費量は前年同期比2.1%のマイナスになったが、1〜3月は0.2%のプラスに転じた。これは3月の第二次産業用電力消費が大きく反発したことを示す。
(「経視万方」CEO兼首席研究員・邢勝男 中国能源網 4月15日)
国家発展改革委員会が4月13日に発表した第1四半期全国電力消費統計によると、3月の電力消費量は約4,762億kWh、前年同月比5.6%の大幅増になった。第1四半期の電力消費量の対前年同期比の伸び率は3.2%であった。
国家発展改革委員会の発表によると、第1四半期の電力消費量は1兆3,524億kWh、前年同期比3.2%増、うち第二次産業の電力消費の伸び率は0.2%、第三次産業10.9%、民生用10.8%。
第1四半期の電力消費の堅調は主に次の3つの要因によると見られる。
(1) 「覇王級の寒波」のため暖房用電力消費が前年冬季に比べ大幅に増加した。
(2) 閏年のため、2月の電力消費量が1日分多かった。
(3) 中国経済に安定回復の兆しが現れている。特に3月の工業用電力消費の反発が作用した。1〜2月の第二次産業の電力消費量は前年同期比2.1%のマイナスになったが、1〜3月は0.2%のプラスに転じた。これは3月の第二次産業用電力消費が大きく反発したことを示す。
(「経視万方」CEO兼首席研究員・邢勝男 中国能源網 4月15日)