ロシアのガルシカ極東開発相は、中国がロシアと共同で極東に新しい生産能力企業を建設する計画であることを明らかにした。
ガルシカ極東開発相は「これは古い生産能力を中国国内から移転するものでは決してなく、全く新しい現代化生産能力の企業に投資するということだ」と述べ、極東に中国の生産能力企業を設けることはロシア側が提案したものであると強調した。 ガルシカ極東開発相は「中国は海外に工場を設けることを提唱しており、しかも中国は、アジア、米国や欧州など条件に適う場所に工場を設けることが出来る。これはグローバルな投資であり、中国の投資を引き入れるため、様々な諸国は激しい競争を展開している」と述べ、「ロシアは投資を引き入れる競争に打ち勝ちたい」と強調、「ロシア極東はすでに競争力を備える投資環境を形成している」と付言した。
中国企業のロシア極東への移転については、2015年のガルシカ極東開発相の訪中に際して覚書が調印されていた。同覚書は、建設、鉄鋼、エネルギー、機械製造、造船、化学、紡績、セメント、通信、農業の12分野を優先して生産能力を移転することを建議している。
(金融界 4月15日)
ロシアのガルシカ極東開発相は、中国がロシアと共同で極東に新しい生産能力企業を建設する計画であることを明らかにした。
ガルシカ極東開発相は「これは古い生産能力を中国国内から移転するものでは決してなく、全く新しい現代化生産能力の企業に投資するということだ」と述べ、極東に中国の生産能力企業を設けることはロシア側が提案したものであると強調した。
ガルシカ極東開発相は「中国は海外に工場を設けることを提唱しており、しかも中国は、アジア、米国や欧州など条件に適う場所に工場を設けることが出来る。これはグローバルな投資であり、中国の投資を引き入れるため、様々な諸国は激しい競争を展開している」と述べ、「ロシアは投資を引き入れる競争に打ち勝ちたい」と強調、「ロシア極東はすでに競争力を備える投資環境を形成している」と付言した。
中国企業のロシア極東への移転については、2015年のガルシカ極東開発相の訪中に際して覚書が調印されていた。同覚書は、建設、鉄鋼、エネルギー、機械製造、造船、化学、紡績、セメント、通信、農業の12分野を優先して生産能力を移転することを建議している。
(金融界 4月15日)