中国北部の主要石炭積出港6港の直物価格を反映する環渤海一般炭(5,500kcl/kg)価格指数(BSPI)は、2016年第10週(3月16日)〜2016年第16週(4月27日)まで、7週連続でトンあたり389元を維持した。年初の371元と比べると18元上昇(4.9%増)している。
秦皇島煤炭網によると、このところ、主要産炭地の石炭価格は上昇に転じ、主要積出港の石炭在庫は相対的に低レベルを維持している。大秦線の輸送価格が調整されるかどうかや石炭市場への影響については今後の動向を見守る必要がある。
また、沿海地域の主要電力企業の発電用炭消費量は昨年同期を下回る状況が続いており、直近の石炭海上輸送費は若干減少、先物市場での一般炭の主要契約価格は上昇している。石炭大手の5月の販売価格戦略はまだ明確にされていない。
中国北部の主要石炭積出港6港の直物価格を反映する環渤海一般炭(5,500kcl/kg)価格指数(BSPI)は、2016年第10週(3月16日)〜2016年第16週(4月27日)まで、7週連続でトンあたり389元を維持した。年初の371元と比べると18元上昇(4.9%増)している。
秦皇島煤炭網によると、このところ、主要産炭地の石炭価格は上昇に転じ、主要積出港の石炭在庫は相対的に低レベルを維持している。大秦線の輸送価格が調整されるかどうかや石炭市場への影響については今後の動向を見守る必要がある。
また、沿海地域の主要電力企業の発電用炭消費量は昨年同期を下回る状況が続いており、直近の石炭海上輸送費は若干減少、先物市場での一般炭の主要契約価格は上昇している。石炭大手の5月の販売価格戦略はまだ明確にされていない。
現段階では、環渤海地域の一般炭市場動向を予測しにくい状況が続いており、市場は模様眺めのムードが強い。このため、環渤海地域の一般炭価格やBSPIには動きが見られないと分析している。 (出所)秦皇島煤炭網のデータをもとに作成