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アジア
【省エネ・環境】

シンガポール、今こそ我々のCO2削減に行動を起こそう(16/05/2)
2016/5/2
アジア【省エネ・環境】

 シンガポールは2016年4月23日に気候変動に関するパリ協定(Paris Agreement)に正式に署名した。同紙によれば、シンガポールの温暖化効果ガスの総排出量は、合計175の署名国の中で最も低い順位にランクされているが、2013年の一人当たり炭素排出量を算出すると、シンガポールでは8トン以上を記録し、国全体での排出量が世界最大の中国の6.6トン、同3位のインドの1.5トンに比べ遥かに高い水準にあると指摘した。

 同紙は、屋上緑化、企業努力への優遇税制、公共輸送インフラの改善等については、今まで実施されてきた対策をさらに強化するなど、改善の余地があるという。また、国民教育を通じてどのようにより少ないエネルギーで生活できるかという内容を共有し、エネルギー消費への意識改革を行う必要があり、今すぐにでも行動を起こすべきであると述べている。
(The Straits Times 2016年5月2日)