北極圏におけるロシアのフラッグシップ天然ガス事業になるヤマルLNG事業は、幾多の延期を経てようやく中国の複数の銀行との間で融資契約に調印し、事業の完成に要する外部からの融資を獲得した。
ロシア第2の天然ガス生産企業であるノヴァテク社が主導するヤマルLNG事業は中国輸出入銀行と93億ユーロ(約105億ドル)の融資契約を結び、また、中国国家開発銀行と98億人民元(約15億ドル)の融資契約を結んだ。
ヤマルLNG事業の投資規模は270億ドルに上るが、西側諸国の金融制裁によって同事業の資金調達は複雑なものになった。同事業はLNGをロシアの北極地区からアジアの複数の需要家に輸送することを目的とする。
フランスのトタル、中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国シルクロード基金もヤマルLNG事業の権益を保有している。
ヤマルLNG事業のYevgeny Kot首席執行官は、2017年に天然ガス輸出を開始する計画を表明している。
(中国石化新聞網 5月3日)
北極圏におけるロシアのフラッグシップ天然ガス事業になるヤマルLNG事業は、幾多の延期を経てようやく中国の複数の銀行との間で融資契約に調印し、事業の完成に要する外部からの融資を獲得した。
ロシア第2の天然ガス生産企業であるノヴァテク社が主導するヤマルLNG事業は中国輸出入銀行と93億ユーロ(約105億ドル)の融資契約を結び、また、中国国家開発銀行と98億人民元(約15億ドル)の融資契約を結んだ。
ヤマルLNG事業の投資規模は270億ドルに上るが、西側諸国の金融制裁によって同事業の資金調達は複雑なものになった。同事業はLNGをロシアの北極地区からアジアの複数の需要家に輸送することを目的とする。
フランスのトタル、中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国シルクロード基金もヤマルLNG事業の権益を保有している。
ヤマルLNG事業のYevgeny Kot首席執行官は、2017年に天然ガス輸出を開始する計画を表明している。
(中国石化新聞網 5月3日)