4月27日、国際原子力機関(IAEA)と国家電力投資集団所属の上海核工程研究設計院はウィーンのIAEA本部において、CAP1400の包括的原子炉安全審査(GRSR)検収会議を開き、IAEAは国家電力投資集団にCAP1400 GRSR最終評価報告を提示した。

　IAEAは、上海核工程研究設計院が提出したCAP1400予備安全解析報告書(PSAR)が総合的にIAEAの最新安全基準を満たしていることを認めた。今回、IAEAのGRSRが無事完了したことはCAP1400が国際権威機関から認められたことを示すものであり、CAP1400がより高い次元で国際競争に参加する上で基盤が固められたことになる。

　今回のCAP1400の審査は9ヵ月余りにわたって進められ、IAEAは専門家チームを組織し、福島原発の経験を取り入れたIAEAの安全設計法規及び安全評価要件の最新バージョンに基づいて、PSARに対する全面的審査を進めた。

　(中国電力網 5月6日）