1. HOME
  2. 中国 【新エネルギー】

中国
【新エネルギー】

中国 太陽光発電が補充エネルギーから代替エネルギーへ (16/05/06)
2016/5/6
中国【新エネルギー】

 国家発展改革委員会能源研究所等が共同でまとめた《中国再生可能エネルギー発展ロードマップ2050年》は、中国の太陽光発電設備容量が2020年100GW、2030年400GW、2050年1,000GWになるとの予測を示している。業界関係者によると、太陽エネルギーは現在の補充エネルギーから代替エネルギーへと移行し、中国のエネルギー体系の中で主力エネルギーの一つになる。

 中国のPV産業は急速な回復傾向を示しており、国家能源局の最新発表もこのことを裏付けている。2016年第1四半期の全国の新規太陽光発電設備容量は714万kW、累計設備容量は5,031万kWに達し、前年同期比52%増加した。うち太陽光発電所が4,329万kW、分散型太陽光発電が703万kWになる。

 産業全体が好転する中、国家能源局新エネルギー司の梁志鵬副司長は、第13次5ヵ年計画期に中国のPV産業はまたとない発展のチャンスに遭遇するが、技術のイノベーション、産業のグレードアップと転換、投融資のイノベーションなど様々な課題にも直面することになり、特に技術の革新と研究開発は最も根本的で基本的な任務になると指摘する。

 (中国経済新聞網 5月6日)