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【石油・天然ガス】

豪Origin Energyが中国の新奥集団にAPLNG事業から年50万トンのLNG供給へ (16/05/12)
2016/5/12
中国【石油・天然ガス】

 オーストラリアのOrigin Energy Limitedは中国の新奥集団(ENN)と基本合意に達し、2018年から毎年50万トンのLNGを供給することになった。

 ACB Newsの報道によると、Origin EnergyはENN LNG貿易公司と5年間の枠組合意に達した。なお、LNG供給期限は両社の合意を経て5年間延長することも出来る。

 Origin Energyは今年下半期に正式契約し、早ければ2018年から中国へのLNG出荷を開始するか、もしくは浙江省舟山市にあるENNのターミナル完成後に輸出を開始する。

 Origin Energyが参加しているクイーンズランド州のオーストラリア太平洋LNG事業(APLNG)は総投資額247億豪ドル、年産900万トンに上る。同事業の共同出資側は先に中国石油化工(SINOPEC)及び日本の関西電力と売買契約に調印していたが、今回のOrigin Energyと新奥の協力は、Origin Energyが単独でLNGの販売を推進し始めたことを意味する。APLNG事業の出資比率は、Origin Energyが37.5%、コノコフィリップスが37.5%、SINOPECが25%。

 (捜狐 5月12日)