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5月17日に開催された上海市2016年省エネ・排出削減・気候変動対応大会に対する取材から、上海市が今年の省エネ・排出削減・低炭素の主要目標として、全市のエネルギー消費の増加を300万tce(石炭換算トン)以下に抑えるよう計画していることが分かった。これは昨年の目標値よりも150万tce低いが、増加を270万tceに抑えるよう目指すことになる。
上海市は第12次5ヵ年計画期に単位GDP当たりの総合エネルギー消費を累計25.45%引き下げ、化学的酸素要求量(COD)の排出を2010年比で25.15%削減し、アンモニア態窒素は18.40%、二酸化硫黄は33.03%、窒素酸化物が32.10%削減、いずれも国が上海市に示達した排出削減目標を上回る成果を上げた。
今年、上海市はエネルギー消費の増加の抑制を強化するともに、排出の抑制も強化する。今年はCO2排出量の増加を645万トン以内、出来れば600万トン以内に抑え、石炭消費総量を4,800万トン前後に抑制する。また、単位GDP当たりの総合エネルギー消費を前年比3.5%、同CO2排出量を3.6%下げる。二酸化硫黄の排出量を前年比5%引き下げ、窒素酸化物を5%、CODを2%、アンモニア態窒素を2%引き下げる。PM2.5濃度を前年より若干低下させる。
こうした省エネ・排出削減目標を達成するため、上海市は今年、産業構造の調整と生態環境の総合整備に全力を挙げる。
(解放日報 5月18日)