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【石油・天然ガス】

カザフスタンが2015年までに石油採掘量の倍増を計画 (08/02/20)
2008/2/20
アジア【石油・天然ガス】

 カザフスタンが石油採掘量を2015年までに現在の2倍以上に当たる1.2〜1.3億トンに増やすよう計画している。カザフスタンエネルギー鉱物資源省のジノフ次官がロンドンで開かれた国際石油フォーラムで明らかにした。

 ジノフ次官によると、カザフスタンは石油採掘量を2010年までに7,500〜8,000万トンに引き上げ、2015年までに1.2〜1.3億トンにすることを計画している。なお、2007年のカザフスタンの石油採掘量は6,720万トンであった。また、カザフスタンは2007年に石油を6,060万トン輸出し、約1,200万トン精製した。ジノフ次官は、カザフスタンは目下大型石油輸出国になりつつあると述べた。

 また、ジノフ次官は、カザフスタンの東部と西部をつなぐ、ケンキヤクからクムコルまでのパイプラインを建設すべきであるとし、そうすれば、カスピ海の製油所からカザフスタン東部への原料輸送を確保できるとともに、中国にも輸出することが出来ると表明した。

 (俄新網 RUSNEWS.China 2月20日)