国家能源局の張玉清副局長は、エネルギー発展第13次5ヵ年計画の研究が進められており、エネルギー分野は生産革命、消費革命、科学技術革命、体制革命が必要であるとして、次のように中国のエネルギー政策を総括した。

　(1) 節約優先の発展戦略の堅持
　エネルギー消費総量を合理的に規制する。

　(2) 国内に立脚
　国内のエネルギーを供給の主要チャンネルとし、国内開発を強化しつつ、国際協力も強化する。

　(3) グリーン・低炭素
　クリーン・エネルギーを重点的方向性とし、石炭のシェアを引き下げ、天然ガス等のクリーン・エネルギーの比率を高めるよう努める。

　(4) イノベーションの推進
　エネルギーの科学的発展の体制を完備し、市場の作用を十分発揮させる。エネルギーのイノベーションと科学技術開発を強化する。重要エネルギー専門活動を実施し、中国のエネルギーの全体的な発展水準を高める。

　（新浪財経 5月26日）