中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)は5月31日、民営化計画を進めているロシア国営石油会社Rosneftの株式の買い増しを検討していると表明した。
ロシア政府は2016年中にRosneftの民営化を進め、持ち株比率を69.5%から50%に引き下げるよう計画している。Rosneftは生産量世界最大の上場石油生産企業であり、その一部株式を売却することによってロシア政府に約6,500億ルーブル(100億ドル)の収入がもたらされる。
CNPCはすでにRosneftの一部株式を保有している。王宜林董事長は「Rosneftから価格のオファーがあれば、CNPCは仔細に検討してRosneftの持ち株を増やす可能性がある」と述べたが、どのくらいの株式を買い増すかは明らかにしなかった。
なお、Andrei Belousov大統領補佐官は、Rosneftの株式を公開市場で売却するべきではなく、戦略投資家2社を目標に定めるべきであると述べていた。
(FX168 5月31日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)は5月31日、民営化計画を進めているロシア国営石油会社Rosneftの株式の買い増しを検討していると表明した。
ロシア政府は2016年中にRosneftの民営化を進め、持ち株比率を69.5%から50%に引き下げるよう計画している。Rosneftは生産量世界最大の上場石油生産企業であり、その一部株式を売却することによってロシア政府に約6,500億ルーブル(100億ドル)の収入がもたらされる。
CNPCはすでにRosneftの一部株式を保有している。王宜林董事長は「Rosneftから価格のオファーがあれば、CNPCは仔細に検討してRosneftの持ち株を増やす可能性がある」と述べたが、どのくらいの株式を買い増すかは明らかにしなかった。
なお、Andrei Belousov大統領補佐官は、Rosneftの株式を公開市場で売却するべきではなく、戦略投資家2社を目標に定めるべきであると述べていた。
(FX168 5月31日)