国家発展改革委員会と国家能源局は6月1日、《エネルギー技術革命創新行動計画（2016〜2030年）》を公布した。行動計画は2030年の目標として、国情に適した整ったエネルギー技術イノベーション体系を完成すること、エネルギーの自主イノベーション能力を全面的に向上させること、エネルギー技術水準を全体的に国際先進水準に引き上げること、中国のエネルギー産業と生態環境の協調的で持続可能な発展を支えること、世界的なエネルギー技術強国グループに入ることを明確にしている。

　行動計画は次の15の重点技術におけるイノベーションの任務を明示している。

　(1) 石炭無害化採掘技術
　(2) 非在来型石油ガス並びに深層・深海石油ガス開発技術
　(3) CO2回収・利用・貯留技術
　(4) 先進的原子力技術
　(5) 大型風力発電技術
　(6) 水素エネルギーと燃料電池技術
　(7) クリーン・コール技術
　(8) 高効率ソーラー利用技術
　(9) 使用済み核燃料処理及び高放射性廃棄物安全処理技術
　(10) 高効率ガスタービン技術
　(11) 先進的蓄エネルギー技術
　(12) 現代的電力グリッドのキーテクノロジー
　(13) エネルギーインターネット技術
　(14) 省エネとエネルギー効率向上技術
　(15) バイオマス・海洋・地熱エネルギー利用技術

　（新華社 6月2日）