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【石油・天然ガス】

中露天然ガスPLの東線と西線に差別化価格を適用へ (16/06/06)
2016/6/6
中国【石油・天然ガス】

 中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)は6月2日、Rossiya-24テレビの取材に対し、中露天然ガスパイプラインの東線と西線に差別化価格を適用すると表明した。

 王宜林董事長は次のように表明した。差別化価格の適用は主に市場原理に則るものである。中露は東線と西線事業の協力モデルについて討議を進めており、リスクをともに分担し、利益を共有する。東線と西線を比較することはもともと難しい。東線事業は販売市場に近いが西線事業の方は距離が遠い。また、東線事業の顧客リストは全て確認されているが、西線はなお市場を開拓する余地が大きい。西線は東線ほど重要ではないとは言わないが、両者の違いはロケーションなどの面に止まらず、より重要なのは目標とする市場である。CNPCとGazpromの専門家は目下協議を進めており、事業の協力モデルについて探究している。

 2014年5月、GazpromとCNPCは中露天然ガスパイプライン東線から供給する天然ガス販売契約に調印し、Gazpromは2018〜19年から東線経由で中国へ天然ガスを供給することになった。ガス輸送量は年々増加させ、最終的に年間380億m3とする。30年間の契約総額は4,000億ドルに達する。また、GazpromとCNPCは西線からの天然ガス売買についても枠組協定に調印した。基本技術経済条項において、Gazpromが西線経由で中国へ供給する規模は年間300億m3に確定している。

 東西両線の事業が完成すると、Gazpromは2020年から中国へ毎年680億m3の天然ガスを輸出する見込みである。中国の2020年の天然ガス消費量の中でロシアガスが17%を占めることになり、中国はドイツに代わってロシアガスの最大の顧客になる。

 (中国管道商務網 6月6日)