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【石油・天然ガス】

中国・モザンビーク・南アの企業がアフリカ南部におけるエネルギー動脈の構築でFS協議に調印 (16/06/07)
2016/6/7
中国【石油・天然ガス】

 中国石油天然ガス管道局(CPP)は6月7日、アフリカ復興パイプライン共同事業体とFS協議に調印したことを明らかにした。このことは同事業が実際の運用段階に進んだことを示す。同パイプラインはアフリカ南部地区で最も重要な天然ガス輸送の動脈になる。

 モザンビーク−南アフリカ天然ガスパイプラインはアフリカ復興パイプライン(APP)とも呼ばれ、北はモザンビーク北部のRovuma盆地ガス田を起点に、モザンビークの首都マプトを経由して、南は南アのGauteng州まで総延長2,600キロに上る。予想投資額は60億ドルを超え、年間設計輸送量は160〜200億m3になる。

 モザンビーク−南アフリカ天然ガスパイプライン事業は純商業モデルによる運用方式を採り、モザンビーク、南アフリカ及び中国から構成される共同事業体が事業を実施する。管道局は今年4月下旬、モザンビーク国営石油公社、モザンビークPROFIN社、南アフリカPROGAS社及び中国石油技術開発公司と同事業の共同開発協定に調印していた。

 (中国新聞網 6月7日)