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【石油・天然ガス】

西気東輸二線が正式着工 北京で着工記念式典 (08/02/22)
2008/2/25
中国【石油・天然ガス】

22日、中国石油天然ガス集団(CNPC)の西気東輸二線(第2西気東輸パイプライン)が新疆、甘粛、寧夏、陝西で同時に着工され、北京人民大会堂で記念式典が行われた。温家宝首相は、このパイプライン建設を通じて技術革新を加速し、技術装備の国産化レベルを高めるとともに、科学的管理を強化し、用地を節約して、環境を保護しなければならないと指示した。

 西気東輸二線パイプラインは、総工費1,420億元、2011年までに全線開通を目指す。海外の天然ガスを引き入れる中国初の天然ガスパイプラインであり、中央アジアと新疆の天然ガスを珠江デルタと長江デルタ及び中南地区に送る。年間ガス輸送量300億m3。

 CNPCの蒋潔敏総経理(社長)によると、西気東輸二線の主なガス源は、トルクメニスタンのアム河右岸におけるCNPCの開発事業が年間130億m3、CNPCがトルクメニスタンの国営天然ガスコンツェルンと調印した天然ガス売買契約が170億m3。また、中国国内のタリムと長慶の新規開発による天然ガスを応急保安用ガスとする。

 (中国石油新聞中心 2月22日)