中国煤炭網の独自取材から、5月12日に全国25の石炭生産省・自治区並びに新疆生産建設兵団が全て脱生産能力責任書に調印するとともに実施方案を提出していたことが分かった。石炭の脱生産能力は合計8億トン前後、職員150万人前後に波及する。
内蒙古 現行の炭鉱総数:588ヵ所 査定年産能力:11億5,100万トン 脱生産能力目標:炭鉱総数を522ヵ所に抑制(60万トン以下の炭鉱は3年以内に統合再編を完了)、過剰生産能力の解消6,955万トン
陝西 現行の炭鉱:183ヵ所 査定生産能力:年間作業日数276日をもとに改めて確定した生産能力は2億9,217万トン 脱生産能力目標:2018年までに石炭生産能力を6.5億トン以内に抑制 河北 現行の炭鉱:198ヵ所(登記炭鉱)、企業22社 査定年産能力:1億2,416万トン 脱生産能力目標:炭鉱123ヵ所、生産能力5,103万トンを退出させ、企業を10社以下に減らす
寧夏 現行の炭鉱総数:98ヵ所 査定年産能力:1億3,844万トン 脱生産能力目標:炭鉱総数を17ヵ所減らす(中央企業も含む)、過剰生産能力1,119万トン解消(中央企業は997万トン、自治区は122万トン削減)
甘粛 現行の炭鉱総数:152ヵ所(中央企業は含まない) 査定年産能力:5,800万トン 脱生産能力目標:炭鉱数を70ヵ所以下に抑制、過剰生産能力解消目標991万トン
重慶 現行の炭鉱総数:407ヵ所 査定年産能力:2,683万トン(生産坑井242ヵ所) 脱生産能力目標:炭鉱数を70ヵ所以内に抑制、過剰生産能力約1,300万トン解消(2016〜17年に炭鉱340ヵ所を閉鎖。今年は219ヵ所閉鎖)
湖南 脱生産能力目標:第13次5ヵ年計画期に炭鉱総数を約200ヵ所に抑制。老朽化生産能力1,500万トン解消。
湖北 現行の炭鉱総数:320ヵ所 脱生産能力目標:炭鉱数を100ヵ所に抑制。過剰生産能力800万トン解消(今年は400万トン縮減)
江蘇 現行の炭鉱総数:20ヵ所 査定年産能力:2,477万トン 脱生産能力目標:過剰生産能力1,182万トン解消(中央企業含む)
福建 現行の炭鉱総数:192ヵ所 査定年産能力:2,160万トン 脱生産能力目標:老朽化生産能力750万トン以上淘汰(年産能力を1,500万トン以内に抑制)(今年は小炭鉱29ヵ所、生産能力140万トン以上を退出。武夷山、寧化、明溪、尤溪、三元等の県・市・区は来年末までに石炭生産から退出)
雲南 現行の炭鉱総数:788ヵ所 査定年産能力:1.38億トン 脱生産能力目標:炭鉱数を139ヵ所削減、過剰生産能力約7,000万トン解消(第1期は3年間で2,088万トン縮減)
江西 現行の炭鉱総数:500ヵ所余り(着工済み200ヵ所余り) 査定年産能力:1,300万トン余り 脱生産能力目標:第13次5ヵ年計画期に炭鉱283ヵ所以上、生産能力1,868万トンを退出させ、残留する炭鉱は全て正規採掘を実現
北京 脱生産能力目標:京煤集団は2020年までに北京所在の炭鉱を全て撤去。(同社は今年3月末に50年間採掘を続けてきた長溝峪炭鉱を閉鎖。2017年に木城澗炭鉱、2018年に大台炭鉱、2019年に大安山炭鉱をそれぞれ閉鎖。同社は新産業の育成を進めるとともに資本の証券化を加速)
四川 脱生産能力目標:四川省は2015年時点で年産9万トン以下の小炭鉱の閉鎖を完了。今後3年間は新規炭鉱の計画と建設を停止。その一方で、大中型炭鉱の建設を加速し、川南古叙、筠連鉱区など大型石炭基地の総合開発を推進。石炭生産能力を9,500万トン/年に安定
山西 現行の炭鉱総数:562ヵ所(3月31日時点) 査定年産能力:7億6,377万トン 脱生産能力目標:過剰生産能力を1億トン以上解消して、石炭生産能力を10億トン以内に抑制するよう努力 人員の配置転換:山東省政府が公布した《30万トン以下の炭鉱閉鎖退出工作の加速に関する実施意見》に基づき、8ヵ市の石炭企業56社だけでも3.5万人の配置転換を要す
貴州 現行の炭鉱総数:1,260ヵ所 査定年産能力:1億5,749万トン 脱生産能力目標:2016年から3〜5年かけて炭鉱510ヵ所の退出・閉鎖を進め、炭鉱生産能力7,000万トン以上縮減。2020年には全省の炭鉱総数を750ヵ所に削減、生産力を2億トン前後に抑制 人員の配置転換:2016年から3年かけて国有石炭企業の職員2万人を配置転換、うち省付属国有石炭企業の職員1.21万人を退職させる
安徽 現行の炭鉱総数:58ヵ所(現行の坑井)、うち生産坑井52ヵ所 査定年産能力:1億5,749万トン 人員の配置転換:分散配置を要する石炭と鉄鋼産業の職員は合計10万人余り
(中国煤炭網 7月1日)
中国煤炭網の独自取材から、5月12日に全国25の石炭生産省・自治区並びに新疆生産建設兵団が全て脱生産能力責任書に調印するとともに実施方案を提出していたことが分かった。石炭の脱生産能力は合計8億トン前後、職員150万人前後に波及する。
内蒙古
現行の炭鉱総数:588ヵ所
査定年産能力:11億5,100万トン
脱生産能力目標:炭鉱総数を522ヵ所に抑制(60万トン以下の炭鉱は3年以内に統合再編を完了)、過剰生産能力の解消6,955万トン
陝西
現行の炭鉱:183ヵ所
査定生産能力:年間作業日数276日をもとに改めて確定した生産能力は2億9,217万トン
脱生産能力目標:2018年までに石炭生産能力を6.5億トン以内に抑制
河北
現行の炭鉱:198ヵ所(登記炭鉱)、企業22社
査定年産能力:1億2,416万トン
脱生産能力目標:炭鉱123ヵ所、生産能力5,103万トンを退出させ、企業を10社以下に減らす
寧夏
現行の炭鉱総数:98ヵ所
査定年産能力:1億3,844万トン
脱生産能力目標:炭鉱総数を17ヵ所減らす(中央企業も含む)、過剰生産能力1,119万トン解消(中央企業は997万トン、自治区は122万トン削減)
甘粛
現行の炭鉱総数:152ヵ所(中央企業は含まない)
査定年産能力:5,800万トン
脱生産能力目標:炭鉱数を70ヵ所以下に抑制、過剰生産能力解消目標991万トン
重慶
現行の炭鉱総数:407ヵ所
査定年産能力:2,683万トン(生産坑井242ヵ所)
脱生産能力目標:炭鉱数を70ヵ所以内に抑制、過剰生産能力約1,300万トン解消(2016〜17年に炭鉱340ヵ所を閉鎖。今年は219ヵ所閉鎖)
湖南
脱生産能力目標:第13次5ヵ年計画期に炭鉱総数を約200ヵ所に抑制。老朽化生産能力1,500万トン解消。
湖北
現行の炭鉱総数:320ヵ所
脱生産能力目標:炭鉱数を100ヵ所に抑制。過剰生産能力800万トン解消(今年は400万トン縮減)
江蘇
現行の炭鉱総数:20ヵ所
査定年産能力:2,477万トン
脱生産能力目標:過剰生産能力1,182万トン解消(中央企業含む)
福建
現行の炭鉱総数:192ヵ所
査定年産能力:2,160万トン
脱生産能力目標:老朽化生産能力750万トン以上淘汰(年産能力を1,500万トン以内に抑制)(今年は小炭鉱29ヵ所、生産能力140万トン以上を退出。武夷山、寧化、明溪、尤溪、三元等の県・市・区は来年末までに石炭生産から退出)
雲南
現行の炭鉱総数:788ヵ所
査定年産能力:1.38億トン
脱生産能力目標:炭鉱数を139ヵ所削減、過剰生産能力約7,000万トン解消(第1期は3年間で2,088万トン縮減)
江西
現行の炭鉱総数:500ヵ所余り(着工済み200ヵ所余り)
査定年産能力:1,300万トン余り
脱生産能力目標:第13次5ヵ年計画期に炭鉱283ヵ所以上、生産能力1,868万トンを退出させ、残留する炭鉱は全て正規採掘を実現
北京
脱生産能力目標:京煤集団は2020年までに北京所在の炭鉱を全て撤去。(同社は今年3月末に50年間採掘を続けてきた長溝峪炭鉱を閉鎖。2017年に木城澗炭鉱、2018年に大台炭鉱、2019年に大安山炭鉱をそれぞれ閉鎖。同社は新産業の育成を進めるとともに資本の証券化を加速)
四川
脱生産能力目標:四川省は2015年時点で年産9万トン以下の小炭鉱の閉鎖を完了。今後3年間は新規炭鉱の計画と建設を停止。その一方で、大中型炭鉱の建設を加速し、川南古叙、筠連鉱区など大型石炭基地の総合開発を推進。石炭生産能力を9,500万トン/年に安定
山西
現行の炭鉱総数:562ヵ所(3月31日時点)
査定年産能力:7億6,377万トン
脱生産能力目標:過剰生産能力を1億トン以上解消して、石炭生産能力を10億トン以内に抑制するよう努力
人員の配置転換:山東省政府が公布した《30万トン以下の炭鉱閉鎖退出工作の加速に関する実施意見》に基づき、8ヵ市の石炭企業56社だけでも3.5万人の配置転換を要す
貴州
現行の炭鉱総数:1,260ヵ所
査定年産能力:1億5,749万トン
脱生産能力目標:2016年から3〜5年かけて炭鉱510ヵ所の退出・閉鎖を進め、炭鉱生産能力7,000万トン以上縮減。2020年には全省の炭鉱総数を750ヵ所に削減、生産力を2億トン前後に抑制
人員の配置転換:2016年から3年かけて国有石炭企業の職員2万人を配置転換、うち省付属国有石炭企業の職員1.21万人を退職させる
安徽
現行の炭鉱総数:58ヵ所(現行の坑井)、うち生産坑井52ヵ所
査定年産能力:1億5,749万トン
人員の配置転換:分散配置を要する石炭と鉄鋼産業の職員は合計10万人余り
(中国煤炭網 7月1日)