ロシアタス通信の報道によると、ロシア天然ガス会社Gazpromのミレル(Alexei Miller)CEOは6月30日、最も早ければ、2019年5月に「シベリアの力」天然ガスパイプラインから中国への天然ガス供給が開始されると表明した。「2015年5月に『中露東線天然ガス売買契約』が正式発効した。契約が法的効力を備えた日からガス輸送を開始するまで4〜6年の時間がかかる。そのため、中国への天然ガス輸送は2019年5月から2021年5月に開始される公算だ」とミレルCEOは述べた。
2014年5月、Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)は30年期限の「中露東線天然ガス売買契約」に調印し、ロシア側が中露パイプライン東線によって年間380億m3の天然ガスを中国側に引き渡すことを約定した。
中露パイプライン東線のロシア国内区間に当たる「シベリアの力」パイプラインは2014年9月1日に着工された。
「シベリアの力」天然ガス輸送プロジェクトはロシアのプーチン大統領が自ら推進しており、事業投資額は550億ドルに上る。輸送する天然ガス資源は主にチャヤンダとコビクタの2つの産地から来る。チャヤンダガス田は年間250億m3の天然ガスと少なくとも15億トンの石油の採掘が可能と見られる。2018年末には天然ガス採掘を開始する計画である。
(中国管道商務網 7月4日)
ロシアタス通信の報道によると、ロシア天然ガス会社Gazpromのミレル(Alexei Miller)CEOは6月30日、最も早ければ、2019年5月に「シベリアの力」天然ガスパイプラインから中国への天然ガス供給が開始されると表明した。「2015年5月に『中露東線天然ガス売買契約』が正式発効した。契約が法的効力を備えた日からガス輸送を開始するまで4〜6年の時間がかかる。そのため、中国への天然ガス輸送は2019年5月から2021年5月に開始される公算だ」とミレルCEOは述べた。
2014年5月、Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)は30年期限の「中露東線天然ガス売買契約」に調印し、ロシア側が中露パイプライン東線によって年間380億m3の天然ガスを中国側に引き渡すことを約定した。
中露パイプライン東線のロシア国内区間に当たる「シベリアの力」パイプラインは2014年9月1日に着工された。
「シベリアの力」天然ガス輸送プロジェクトはロシアのプーチン大統領が自ら推進しており、事業投資額は550億ドルに上る。輸送する天然ガス資源は主にチャヤンダとコビクタの2つの産地から来る。チャヤンダガス田は年間250億m3の天然ガスと少なくとも15億トンの石油の採掘が可能と見られる。2018年末には天然ガス採掘を開始する計画である。
(中国管道商務網 7月4日)