国家統計局、財政部、中央銀行が7月15日にそれぞれ発表したGDP、財政、金融等の複数のデータを総合したデータによると、今年上半期の中国の国民経済は全体的に平穏であり、安定する中でも前進があり、段階的な安定化傾向が示されている。

　2016年上半期のGDPは34兆637億元、固定価格で計算した前年同期比の実質成長率は6.7％になった。四半期別では、第1四半期の対前年同期比の成長率は6.7％、第2四半期も6.7％であり、経済成長は合理的な範囲で安定している。

　今年上半期の全国財政収入は8兆5,514億元、前年同期比7.1％になり、政策的減収効果がますます顕現している。

　上半期の全国一般公共予算支出は8兆9,165億元、前年同期比15.1％増、うち中央一般公共予算支出は1兆2,970億元、7.2％増、地方一般公共予算支出は7兆6,195億元、16.6％増。

　上半期の人民元融資増加額は7.35兆元、前年同期を9,671億元上回った。6月末の人民元融資残高は101.49兆元、前年同期比14.3％増になり、伸び率は昨年同期を0.9ポイント上回った。

　（経済日報 7月18日）