中国石油天然ガス集団(CNPC)は通年の原油生産量の目標を1.03億トン(8.98億バレル)に下方修正した。年初の目標である1.06億トンから300万トン減らしたことになる。汪東進総裁によると、減産は主にCNPCが新規生産能力の建設を控えているからであり、収益性が芳しくない事業を一時停止するとともに、生産コストが油価を上回る事業の生産を削減する。なお、天然ガス販売目標については3.17兆ft3を維持し、石油・天然ガス目標を14.27億boeとする。
一方、CNPCの王宜林董事長(会長)は次のように表明した。油価には今後安定回復するチャンスが訪れ、下半期には45〜50ドル/バレルの水準になり、2020年には60〜80ドル/バレルになる見込みである。需給動向を見ると、市況は1〜2年で再均衡傾向に向かい、油価の回復を後押しすると期待できる。
もし低油価が続けば石油以外の事業を拡大するかどの質問に対し、汪東進総裁は、石油・天然ガスはCNPCの中核事業であることに変わりがないとしつつ、CNPCは天然ガス発電と石炭化学工業にも関心を寄せることになると述べた。
(網易財経 8月25日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)は通年の原油生産量の目標を1.03億トン(8.98億バレル)に下方修正した。年初の目標である1.06億トンから300万トン減らしたことになる。汪東進総裁によると、減産は主にCNPCが新規生産能力の建設を控えているからであり、収益性が芳しくない事業を一時停止するとともに、生産コストが油価を上回る事業の生産を削減する。なお、天然ガス販売目標については3.17兆ft3を維持し、石油・天然ガス目標を14.27億boeとする。
一方、CNPCの王宜林董事長(会長)は次のように表明した。油価には今後安定回復するチャンスが訪れ、下半期には45〜50ドル/バレルの水準になり、2020年には60〜80ドル/バレルになる見込みである。需給動向を見ると、市況は1〜2年で再均衡傾向に向かい、油価の回復を後押しすると期待できる。
もし低油価が続けば石油以外の事業を拡大するかどの質問に対し、汪東進総裁は、石油・天然ガスはCNPCの中核事業であることに変わりがないとしつつ、CNPCは天然ガス発電と石炭化学工業にも関心を寄せることになると述べた。
(網易財経 8月25日)