中国石油化工集団(SINOPEC)の発表によると、9月2日、ロシア極東経済フォーラムにおいて、SINOPECとロシア石油会社Rosneftは拘束力を有する協定に調印し、ロシア東シベリア天然ガス加工及び石油化学コンビナート事業のFSを共同で展開することになった。
両社は共同研究グループを設けるとともに、世界の著名エンジニアリング会社を事業管理コンサルタントに招聘して、種々の加工路線について比較と選定を進める。主な研究内容は立地先の選定、工程の比較選定や計画案の最適化等である。研究作業が順調に進めば、両社は合弁会社を設けてFEED (Front End Engineering Design)や将来の事業建設及び運営等を共同で展開することになる。
この事業はロシア及び中国の日増しに増加するポリエチレンとポリプロピレンの需要を賄うことが目的である。第1期事業の加工能力は天然ガス約50億m3/年になり、川下のポリマーや石油化学製品も生産して、主にロシアと中国市場向けに販売する。同事業の原料は東シベリアのYurubcheno-Takhomsky大型ガス田から供給する。素案では、立地先はクラスノヤルスク地方所在のBoguchanyが候補に挙がっている。
(中化新網 9月5日)
中国石油化工集団(SINOPEC)の発表によると、9月2日、ロシア極東経済フォーラムにおいて、SINOPECとロシア石油会社Rosneftは拘束力を有する協定に調印し、ロシア東シベリア天然ガス加工及び石油化学コンビナート事業のFSを共同で展開することになった。
両社は共同研究グループを設けるとともに、世界の著名エンジニアリング会社を事業管理コンサルタントに招聘して、種々の加工路線について比較と選定を進める。主な研究内容は立地先の選定、工程の比較選定や計画案の最適化等である。研究作業が順調に進めば、両社は合弁会社を設けてFEED (Front End Engineering Design)や将来の事業建設及び運営等を共同で展開することになる。
この事業はロシア及び中国の日増しに増加するポリエチレンとポリプロピレンの需要を賄うことが目的である。第1期事業の加工能力は天然ガス約50億m3/年になり、川下のポリマーや石油化学製品も生産して、主にロシアと中国市場向けに販売する。同事業の原料は東シベリアのYurubcheno-Takhomsky大型ガス田から供給する。素案では、立地先はクラスノヤルスク地方所在のBoguchanyが候補に挙がっている。
(中化新網 9月5日)