国家能源局はシェールガス発展計画（2016〜2020年）を通達し、技術研究の強化、段階的な探査開発、国家級シェールガス実証区建設の強化、インフラ及び市場の整備の4大任務を部署した。

　計画によると、2020年の目標として、深度3500メートルより浅い海成シェールガス探査開発技術を成熟させ、深度3500メートル以上の深海シェールガス、陸成・海成過渡期のシェールガスの探査開発技術でも打開を図る。そして、政策支援の具体化と市場開拓が順調に進むことを前提に、2020年にはシェールガス生産量300億m3を目指す。

　さらに2030年の目標として、第14次及び第15次5ヵ年計画期にシェールガス産業の発展を加速し、海成、陸成、海陸過渡期のいずれにおいてもシェールガス開発で打開を遂げ、一群の大型シェールガス田を発見するとともに、大規模で効率的な開発を実現し、2030年のシェールガス生産量800〜1,000億m3を実現する。

　（中国能源網 9月30日）