ロシアスプートニクニュース10月10日付報道によると、ロシアのプーチン大統領はイスタンブールで開かれた国際エネルギー大会において、ロシアが中国、日本及びインドへのエネルギー輸出を拡大するよう計画していると表明した。

　プーチン大統領は「中国、日本、インドも含め、東方へのエネルギー輸出を積極的に拡大するつもりだ。その他の諸国のパートナーと協力してエネルギー輸送能力を拡大し、LNGの生産を拡大するとともに一連の大型インフラ事業を実施する。伝統的な市場と新しい市場へエネルギーを輸送する。これにはESPO(東シベリア−太平洋）パイプラインと「シベリアの力」パイプラインによる中国への輸出も含む」と述べた。

　プーチン大統領は次のように表明した。ロシアは極東港湾の輸送ターミナルの改修を進めているところである。石油・天然ガス消費は、以前ほど急速ではないものの、依然として増加することになる。在来型エネルギーは中国やインドのような大国や経済体の自動車の普及や電化だけでなく、生活のあらゆる領域や工業の領域に引き続き浸透し、需要も増える。

　（環球網 10月11日）